2014/06/01
シリーズ「再開発ビルのマネジメントを再考する」第4回
市街地再開発事業における施設の約8割には、何らかの形態で商業施設が組み込まれています。少子高齢化、人口減少による市場の縮小、消費者のニーズの変化、e-コマースの著しい伸長、大都市における中心部の大型商業施設の整備など再開発ビルの商業施設経営は、ますます厳しさが増してきており、死活問題となっています。
このシリーズの第1回は「賃料・共益費の推移と動向」、第2回は「立地による賃料・共益費」、第3回は「規模による賃料・共益費」をテーマにお届けしました。第4回となる今回は「業種による賃料」をテーマに以下の内容で構成しています。
<第4回の内容>
1.SCの業種別賃料等の概要
(1) 業種別賃料等の推移
(2) 商業施設におけるテナント売上と賃料について
2.「SCの業種による賃料・共益費調査」等と再開発ビルのマネジメントについて
(1) 再開発ビルの商業施設における一体化のためのマネジメントの再検討
(2) 再開発ビルの商業施設のマネジメント再構築必要性
(3) 再開発ビル商業施設の「売上」を維持・向上させる「マネジメント」とは